滲んだ空が ひどく重くて まぶたを閉じて思いだす君と過ごした夏

きっとあれから過ぎる時の中でも
気持ちだけ取り残されたままで 季節が行く
 
冷えたソーダ
シャンプーの匂いが
目をくらます
拭い去って進めばなにか変わるかな

あの日君と話したのは 遠い理想
僕は今も想ったまま 今日を歩いてる

 

朝が来るたび 巻き戻すような
気持ちに蓋をして耳ふさいだ
意味ないけど。

夜を越えて 二人は何の夢を見てるの
よみがえるは オレンジ 笑う顔ばかり

あの日僕が離した手は 遠い記憶
君はどうしてるのかな 今日も思い出す


ずっと待ってるよ 二度と届かないね
もしも君がそばにいてくれたら



いつかまた出逢えたなら 何を言おう
僕は今も変われないで ここにいるよ

あの日君と話したのは 遠い理想
僕は今も想ったまま 明日を歩き出す